現在日本では、カジノの合法化に向けて様々な討論が交わされています。日本は2020年にオリンピックを開催することもあり、それに向けて日本はカジノ合法に向けて確実に足を進めていると言われています。
では、これまで一部のマニアにとって人気だったインターネットギャンブル、いわゆる「オンラインカジノ」の現状はどのようになっているのでしょうか。
インターネットギャンブルの昔と今
海外ではリゾート型のカジノはもちろん、インターネットやテレビ、街角のショップでギャンブルやスポーツブックなどが日常的に楽しまれています。しかし日本では、公営ギャンブルしか認められていないため、インターネットで海外の企業が運営するカジノでギャンブルを行うことは”グレーゾーン”と言われてきました。
10年前は、日本人向けのカジノサイトは少なく、一部のマニアのギャンブラーが海外のカジノサイトを独自に調べてプレイしていることも多かったようです。しかし、そこから徐々に日本語化されたサイトが増え、サポートやサービスも日本人向けに改良され、非常にプレイしやすい状況に整ってきました。
昔はデスクトップ型のパソコンでカジノから専用ソフトをダウンロードすることでカジノゲームがプレイできましたが、今はパソコンはもちろん、スマホやタブレットがあればどこでもすぐにインターネットギャンブルをプレイすることができます。
日本でのインターネットギャンブルにおける違法性
先ほども触れたように、日本国内で海外で運営されているカジノサイトにアクセスしギャンブルを行うことは、長い間”グレーゾーン”と言われてきました。しかし2016年、国内で初めてインターネットギャンブルによる「単純賭博罪」として『略式起訴』されるという出来事がありました。インターネットでギャンブルをしてる限り、このようになる可能性は無くはありません。
今回の件で略式起訴を受け入れ罰金を支払った人もいれば、なんと裁判の末不起訴になった人もいます。これはインターネットギャンブルは違法なのか合法なのか判断が非常に難しいということをあらわしています。
インターネットギャンブルのプレイは自己責任で
以上のことから、インターネットギャンブルを楽しむ場合はあくまで自己責任でということは忘れてはなりません。国内で楽しむとしてもプレイするカジノをよく選び、収支の公開や派手なプレイは避けたほうが賢明でしょう。
もちろん海外からプレイを行うぶんには何も問題ありません。