アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガスを拠点とする大手カジノホテル「MGMグランド・ラスベガス(MGM Grand Las Vegas)」は、日本にカジノリゾートを建設する場合、最大100億ドルを投資することに関心を示しているとロイター通信が報じています。
MGMグランド・ラスベガスのCEOジム・ミレン氏は、東京、横浜、または大阪にカジノリゾートを建設することが可能だとコメントしました。日本のカジノ賭博市場は、毎年400億ドルの価値があると推定されています。
MGMグランド・ラスベガスの100億ドルにも及ぶ投資は、ライバルであるラスベガスサンズ(Las Vegas Sands Corp)が日本に投資する額と並ぶと言われています。日本にカジノリゾートを建設するプロジェクトは、いずれもホテルや商業施設などの設備が含まれたものです。
日本のカジノ法案については、11月に重要な投票が予定されています。
数年前カジノ業界と政府の関係者は、2020年の東京オリンピックに向けて日本でカジノが合法化されカジノがオープンとなるよう訴えかけていました。
MGMグランド・ラスベガス(MGM Grand Las Vegas)」は、今年の後半にナショナルハーバーで13億ドルのカジノを開設する予定で、さらにアトランタのカジノも狙っており、MGMにとっては忙しい一年です。また、MGMはラスベガスに移住するNBAチームを獲得しようともしています。